私たちの取り組み
Our Approach
私たちは持続可能な
農業をささえ、
食べる幸せを追求します。
私たちは持続可能な農業を支えるために一次産業を支援していきます。私たちの願いは自然と作物の力を調和させた環境にやさしい土づくりで栽培された健康的で美味しい農作物を通して、人々が食べる幸せを実感してもらうことです。
環境への想いを形に。
未利用資源を活用した
環境循環型の肥料の開発。
約130年前から牡蠣の養殖が盛んな地域である静岡県浜名湖では、年間250トン以上の牡蠣殻が発生しています。日本オーガニックでは、廃棄物である牡蠣殻に次なる活路を見出したいと考えた養殖業者からの依頼を受け、牡蠣殻を活用した肥料を開発するプロジェクトチームを立ち上げ、製造販売まで行いました。
30代の若手メンバーで構成されたプロジェクトチーム_R.O.Gでは、商品化するにあたって開発の意味・意義から実際の計画、販売金額に至るまで約9ヶ月間試行錯誤を重ね、2023年12月にようやく販売を開始しました。
※R.O.G.:Reiwa Organic Generationsの略称です。
商品名である【まるっとやらまいか】は浜松の方言である【やらまいか】=とにかくやってみようを採用。
“生育環境を整え生産性を上げる”という肥料本来の目的だけではなく、地域の課題解決の一助を担うと共に、農業と食、および海洋資源を結びつけ、持続可能な農業を支えることを目的とし、カタチにしました。
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01
有機質肥料の
原料の無機化試験有機質肥料は微生物に分解され作物に利用されます。この分解の特性は有機質肥料の原料種により大きく異なります。この分解の特性(無機化)を調査し、原料の特性を理解することでより良い土づくりの為の配合肥料を開発しています。
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02
有機質肥料に
含まれる成分の分析有機質肥料には植物の生育に必要な窒素・リン酸・カリの3大要素以外にも健全な作物の生産に不可欠な微量要素も含まれています。この微量要素は有機質肥料の原料種により大きく異なります。この微量要素成分を分析しその特徴を理解して配合肥料を開発しています。
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03
畑の土の分析
(土壌分析)土壌の状態を把握することはより良い土づくりの第一歩です。私たちは年間約1,000点の土壌分析を行っております。土壌分析結果をもとに生産者へ健全で健康で環境負荷を減らし、より良い土づくりのためのアドバイスを行っております。
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04
肥効シミュレーション
作物の生育に最も欠かせない窒素は作物の種類や生産時期、生育ステージにより必要量が変化します。施肥した肥料の窒素成分が農作物の生育期間中にどのように供給されるか、農作物の生産場所の気象データをもとにシミュレーションを行っております。健全で環境への負荷を減らした肥料の施用を推奨しています。
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栽培試験による
肥料の特性調査古くから作物栽培に活用されてきた有機肥料や堆肥ですが、昨今ではSDGsや国内に存在する肥料資源の有効活用の観点から有機肥料や堆肥に対する注目が集まっています。私たちは様々な有機肥料や堆肥を使った栽培試験を実施しています。
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06
機能性表示食品
(GABA)のトマト栽培私たちはトマトの機能性表示食品(GABA)の認証を取得しました。生産技術を供与することで協力生産者が機能性表示食品のトマトの生産販売を行っております。美味しく食べるだけでなく健康的な生活を送れることに貢献したいと考えています。
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07
土づくり勉強会
・工場見学私たちは積極的に生産者や農業資材の販売に携わる皆様をお招きし、土づくりの勉強会を開催しております。また、肥料の製造現場を見学していただく事によってご使用いただく肥料がどのように製造されているのか確認し、安心して使っていただけることをモットーとしております。
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08
安全・安心な
肥料づくり私たちは生産者や農業資材の販売に携わる皆様が安心して販売やご使用をして頂けるように品質本位の肥料の製造を行っています。ISO90001の認定を受けているほか、定期的に安全・安心な肥料の製造の為の研修を受講しております。
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健康への取り組み
私たちは「健康経営優良法人2024(中小規模法人部門)」に認定されました。今後も健康増進を通じて、従業員の活力や生産性の向上を目指してまいります。
※「健康経営」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。 -
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環境・社会への
取り組み私たちは「CoCoLoプロジェクト」への参画を通じ、温室効果ガスの排出量の削減や社会的課題の解決に取り組んでいます。
※CoCoLoプロジェクト:J-クレジットの活用によって得られた収益(環境価値)を子育て支援や森林事業支援に寄付するプロジェクト