日本オーガニック株式会社

数字で見る土壌と肥料 【肥料編】

肥料資源の可採年数

【化学肥料のおもな原料】

化学肥料のおもな原料には、以下の5つがあげられます。

  • 石油:硫黄の供給源として硫酸アンモニウムや過りん酸石灰、硫酸カリウムの原料となる
  • 天然ガス:水素の供給源として尿素や硫酸アンモニウム、りん酸アンモニウムの原料となる
  • 石炭:水素の供給源として尿素や硫酸アンモニウム、りん酸アンモニウムの原料となる
  • 加里鉱石:カリウムの供給源として塩化カリウムや硫酸カリウムの原料となる
  • りん鉱石:リンの供給源として過りん酸石灰や重過りん酸石灰、リン酸アンモニウムをはじめとするりん酸肥料の原料となる

なお、化学肥料の原料については下記のサイトもご参照ください。

【肥料資源の可採年数】

上記の5つの原料はいずれも地下資源であり、その埋蔵量と年間生産量から可採年数が産出されます。なお、可採年数は条件によって変動することがあります。

  • 石油:約50年
  • 天然ガス:約50年
  • 石炭:約140年
  • 加里鉱石:約210年
  • りん鉱石:約310年
肥料資源の可採年数

参考文献

農林水産省 農産局 技術普及課(2025)「肥料をめぐる情勢」 https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_hiryo/

資源エネルギー庁(2024)「エネルギーに関する年次報告」https://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/