【土壌の三相とは】
土壌は「固相」と「液相」、「気相」で構成されており、それらは総称して「三相」と呼ばれています。
適切な三相のバランスを維持することで、土壌の物理的性質を改善し、作物に必要な水分を効果的に管理することが可能になります。
名称 | 内訳 | 一般的な体積比 |
---|---|---|
固相 | 土壌粒子や有機物など | 約50% |
液相 | 水など | 約25% |
気相 | 空気など | 約25% |

【液相と気相の変化】
雨天時には降水により土壌中の液相の体積比が増加し、それにともなって気相の体積比が減少します。降水量が多い場合には、気相の体積比のほぼすべてを液相が占めてしまうこともあります。このことから、土壌は固相と間隙(液相と気相)から構成されていると表現することができます。
